郷に入ったら郷に従え。「知らなかった」で許してくれるおおらかな国民ではあるけれど、なるべくなら気をつけてほしいエチケット。
エレベーター、乗物、レストランなどの入口ではまず女性を先に。食事のサービスも同様。相手が女性でなくても自分はあとから、というのがここでの礼儀です。また女性に重い荷物を持たせているのも異様な光景、率先して荷物かつぎを買って出て欲しいのです。ジェントルマンを気取ってみればレディーファーストも心地良いに違いありません。
食事の時に音をたてないのは日本人にも常識化していますが、食後にヨウジでシーハーシーハーするのをブラジル人は笑っています。レストランを出ながらこれをやっている姿が日本人のトレードマークになっては困るのです。 指でOKのサインをするのは、ブラジルでは「悪いこと」を意味するので他人に向けて絶対にしないこと。