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現地交通事情

公共の乗物は観光客には一般に“危険”と思われているようですが、これは大事な市民の足、使い慣れれば便利の一言。ただしスリの手練には十分気を配って。

地下鉄

サンパウロ、リオ、レシーフェ、ブラジリアにあり、市の中枢を走ります。整備、清掃が行き届いていて予想以上に快適。ちなみに各駅に導入されている自動改札機は全部輸入品です。

バス

市内路線バス:現在「サンパウロ」は前乗り、間に車掌のいる料金徴収アーチを抜けて後ろ降り、「リオ」は反対。停留所には客がいるからといって必ず止まってくれるわけではないので、乗りたいときには手を前に出して意思表示。バス内のアナウンスはもちろんなく、降りるときには窓上のヒモを引っ張って運転手に合図。どこで降りていいかわからないときには、紙に書くなど、あらかじめ車掌に行き先を告げ、頼んでおけば安心。一部路線に今は懐かしのトロリーバスもあります。

タクシー

ボラれる話はゴマンとありますが、要注意なのは観光地。サンパウロの市内を走るタクシーは大抵まじめな労働者で、少々運転はあらいもののワルサをすることは滅多にありません。料金はタクシーメーターの数字を料金換算表(後部座席窓に貼ることが義務づけられている)に照らし合わせて。初乗りで$2程度。表の(1)が通常料金、(2)は休祭日と夜8時以降の特別料金。サンパウロでは車体を白と決められ変貌中。ときに観光地では、メーターを始動させなかったり不当にカチカチ上がったりするのを見かけますが、この場合最初から値段を契約しておくほかありません。ボラれたところで法外な値段ということもあまりないので、これを大目に見るか、許されない悪としてあくまでつっぱるか、これはあなたの気力と体力の問題なのです。

出入国 通貨